サーフボードの雑学

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サーフボードの寿命

サーフボードの原形をとどめている限り寿命は存在しません。しかし、それは波乗りが出来るというだけで、波乗りのパフォーマンスには影響します。

一番寿命を早めるのが、サーフボードが壊れてそこから海水が入り込むこと。当然、その壊れた個所を直すわけですが、その際に海水を確実に外に出すか?出さないか?で寿命が変わってきます。それぐらい海水によるダメージは大きいのです。

壊れ方の中で一番問題なのが、「折れる」ことです。折れも真ん中が折れる、先端が折れる、などがありますが、真ん中が折れるのが大問題です。もちろん、直すことはできますが、サーフボードとしての機能は大幅に低下します。チョー初心者の練習用でなら問題ありません。

折れる事もなく壊れる事もなくぶじに過ごしてきたサーフボードでも、やはり寿命はきます。サーファーの扱い方や乗り方にもよりますが、5年ほど経つといろいろとガタが来ます。


サーフボードが壊れる

サーフボードは壊れるものです。それも簡単に。ちょっと肘があたっただけで壊れたりもします。扱いは丁寧に行いましょう。不幸にも壊れてしまったら修理が必要です。

修理する際には、まずはサーフボードの中に入った海水を取り除きましょう。方法は簡単です。天日干しです。ただ、海水はなかなか外には出てくれません。少量の海水でも一日二日では無理です。大量に入ると、それこそ一月ぐらいかかります。そんなときは、壊れた個所からサーフボードの中に水をいれてやりましょう。水はすぐ乾きますから、その方が早いです。

サーフボードに入った海水が完全に外に出たら、修理をしましょう。修理のことをリペアといいます。リペアは、自分でするか?サーフショップに頼むか?
お勧めは、小さな傷なら自分で直しましょう。これもサーフィン練習の一環です。大きな傷ならサーフショップに頼みましょう。

サーフボードは知らないうちに壊れてたりします。サーフィン後には、サーフボードをなでなでしながら壊れていないか確認したほうがいいですよ。



サーフボードの保管

サーフボードの保管には、日の当らない場所が理想です。日があたるとサーフボードが弱くなってしまいます。

保管の際には、サーフボードについた海水を洗い流しましょう。タオルで拭いてもいいですよ。

サーフボードは、ケースにしまいましょう。ケースには、ハードケースとソフトケースがあります。ハードケースは、厚みのあるケースでサーフ旅行の際にも利用できます。ソフトケースは、おしゃれケースでニット生地になっています。なのでハードケースよりも保護能力に劣りますが、場所を取らないので便利です。


サーフボードとフィン

サーフボードを購入すると、たいていフィンが付いてます。しかし、フィンはいろいろな形状のものがあります。どれがいいか迷うかもしれません。でも、フィンを変えてサーフィンが変わるのは、相当上手くなってからです。プロぐらいにならないとフィンによる違いは問題ないと思います。

サーフボードとワックス

波乗り前にはサーフボードにワックスを塗ります。
ワックスは、季節によって海水温によって使い分けします。真夏が「tropical」、初夏や秋は「warm」、春や初冬は「cool」、真冬は「cold」な感じです。ただ、海水温によって使い分けるのが一番いい。ワックスの包みに適温が書いてる場合がほとんど。それを参考に。
ワックスには、サーフボードの表面に塗る「basecoat」、その上に塗る上記のワックス、更にその上に塗る「topcoat」の三種類のワックスを塗ります。ベースコートはワックスが塗りやすいように、トップコートは足裏とサーフボードがくっつきやすいようにとの意図があります。ベースコートはあったほうがいいですが、トップコートは特に必要ありません。

ワックスを塗ったサーフボードを炎天下に放置しない。太陽の熱でワックスが溶けてしまいます。そうなると、ワックスの意味がなくなります。注意しましょう。

ワックスの意外な使い方は、波乗り中にサーフボードが壊れてしまった。その壊れた個所にワックスを詰める。すると、海水が中にはいりません。海の中ではかなり有効な使い道です。ただし、海から上がったらワックスを取りましょう。海水がサーフボードの中に滞留するとサーフボードの痛みの原因になります。