サーフボードの流行り

サーフボードにも流行り廃りがあります
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卵型サーフボード

最近の流行りは卵型?サーフボードです。
このサーフボードの特徴は、いかにパドルでスピードを出して、波を早めにキャッチするかを主眼にしています。

波のパワーが少なく、波のサイズが小さい日本では、波乗りできないウネリが多い。波が割れたと思ったらすでにインサイド。ロングボードならウネリから波をキャッチできるので問題ないが、ショートボードだと波乗りできない。

そこで、開発されたのが、今の流行りの卵型サーフボード。
ノーズを丸くして幅を広めにとります。すると、波のパワーをノーズで拾うことができるようになります。ノーズの狭いサーフボードよりも倍ほど広めに取ると更に拾いやすくなります。
更に、ノーズだけでなく全体的に幅を出します。すると、ウネリのパワーを幅のないサーフボードよりも1.5倍ほど拾うことができようになります。すると、サーフボードの幅の分だけ波に乗れるようになります。

例えば、同じ力量のサーファーは、一方は今までのサーフボード、方や卵型サーフボード。二人が同時にウネリを拾いに行くと卵型サーフボードのサーファーが波をキャッチ出来る確率は???ほぼ100%ですね。

ただし、サーフボードに幅がある分、小波用になります。掘れた波や大きな波には不向きです。初心者にとっては、そんな波に乗らないので問題はありません。むしろ、初心者向きのサーフボードと言えます。

ポイントの混雑で波に乗れないサーファーを中心に増えてきましたが、ココへ来て、中級や上級サーファーも卵型に乗るようになってきました。こうなると、一般サーファーが波に乗る機会は更に減ってしまいました。

サーフボードの進化から見ても、ウネリをいかに早くキャッチするか。言ってしまえば、いかにパドルを早くするかが大事なのが分かります。サーフボードを新調するよりもパドル筋を鍛えて他のサーファーよりも早くウネリをキャッチできるようにしたいですね。